CRMと日本コンベアに関する投資情報

売上拡大や収益性向上を実現させるために企業が行う経営戦略の1つに、「顧客関係管理」という手法があります。企業やその商品・サービスに対する顧客の満足度や愛着心を高めることでこれを実現させようとする経営手法です。この顧客関係管理(Customer Relationship Management)は、その頭文字からしばしばCRMと呼ばれます。そして、このようなCRMソリューション事業を手掛ける米国の企業に、セールスフォース・ドットコムがあります。同社はその株式をニューヨーク証券取引所に上場しています。日本市場では、上場されている株式銘柄を管理するために証券コード(または銘柄コード)と呼ばれる4ケタの数字がそれぞれに割り当てられていますが、米国市場においては同様のものとしてシンボル(またはティック)と呼ばれる数文字のアルファベットが使用されています。そして、セールスフォース・ドットコムにはCRMというシンボル(ティック)が割り当てられているため、投資家の間では同社のことが「CRM」と呼ばれることも少なくありません。2016年1月15日現在、CRMの株価は70.86ドルです。一部のネット証券を利用すれば、日本の一般投資家でもCRMのような米国株を購入することが可能です。
では次に、日本の上場企業にも注目しましょう。長距離プラントコンベアなどを製造している大阪府の企業、日本コンベア株式会社(正しくは、日本コンベヤ株式会社)です。その株式は東京証券取引所第1部に上場されていますから、日本の一般投資家でも容易に取引できます。およそ1年前、2015年の初頭には250円ほどであった日本コンベアの株価は、1年を通じて下落基調の軟調な推移を続けました。2015年末には150円をも割り込んでいます。日本コンベア株の下落は2016年に入っても続いており、1月15日現在の株価は143円です。